あなたは半月板を損傷してしまうと自然治癒が難しいことをご存知ですか?
半月板は血管が乏しく、血液の供給量が著しく修復に必要な栄養素が運ばれにくいため、一度傷ついたり、損傷してしまった組織は基本的に自然治癒は望めないとされています。
その為、痛みのあるまま放置していたり、適切な治療をされていないと症状が進行してしまい、変形性膝関節症や靭帯損傷に繋がってくる可能性が考えられます。
保存療法になると治療方法は様々で、その人の治療技術によって症状の変化の仕方は変わってくるところはあるかと思います。
そうなると、中々症状が改善しなかったりすることも考えられますね。
もちろん、様々な先生が口を揃えてお話しされるのが、「そもそも自然治癒が不可能な組織の痛みを手術せず痛みの改善を図っていくわけだから難しい症例になるのはもちろんだし、時間もかかりますよね。」
こういった発言は、セミナーや勉強会等に参加するとよく聞かれます。
しかし、時間がかかるだけで症状が改善しないとは言っていません。
体格や年齢、性別、生活習慣等挙げたらキリがありませんが、それだけ個人因子が大きく関わってきます。
そういったことを考慮すると一人一人の半月板損傷に至った原因や痛みを引き起こしている原因は絶対に違うはずなのです。さらに、原因が単一であることは滅多になく、あらゆる要因が複合的に複雑に絡み合って発症しているケースが大半でしょう。
半月板損傷に対する結果を出すに至った要因は明確です。
半月板損傷の原因が一人一人違うことを前提に丁寧に検査を実行し、その人が持つ固有の原因の特定に力を注いでいるからです。
前置きが長くなりましたら、今回そんな私だからこそお伝えできる半月板損傷の話ができると思い筆を取りました。
- そもそも半月板とは何なのか?
- なぜ半月板損傷が発症するのか?
- どうすれば痛みをを改善できるのか?
- 痛み改善のためにどこに行くべきなのか?
- 専門家に依存せずに自分で半月板損傷を予防するために何をすべきなのか?
こういった半月板損傷にまつわる私がお伝えできることの全てをこれからお伝えしていきます。
本記事を参考に、半月板損傷による痛みから解放される日々を送っていただけますと幸いです。それでは一つ一つ見ていきましょう。
1.半月板とは?
半月板損傷による痛み改善のためにも膝関節や半月板の基本的な知識を身につけることからスタートしましょう。
1-1.半月板損傷とは
半月板損傷の病態としては、膝関節内に存在する半月板に亀裂が生じたり、欠けたりした状態のことを言います。
若年層から高齢の方まで発症し、慢性化すると変形性膝関節症につながる可能性がある為、正しい診断と治療が大切です。
半月板の役割
半月板は、膝関節における衝撃を吸収したり、荷重を分散させるような働きがあります。大腿骨と脛骨の間に内側・外側とある線維性軟骨です。
線維性軟骨の特徴として、コラーゲン線維が束になって、厚く密に構成されています。これは、半月板の他にも背骨に多く分布されている関節円板や顎関節等も線維性軟骨であり、関節の適合性を高めたり、衝撃吸収するためのクッションのような役割があります。
半月板損傷と訴える患者の症状は多種多様で次のようなケースがあります。
- 膝の痛み
- 膝の不快感
- 膝の抜け感 etc.
半月板損傷により、痛みを発生しているケースもありますが、損傷により関節の動きが悪くなっていることが原因かもしれません。さらには、それらの原因が生活習慣などの日常生活動作にあるかもしれません。
半月板損傷の痛みの原因は一概には言えず、あらゆる要因が複合的に絡み合っているケースの方がほとんどだと考えた方が自然でしょう。だから半月板損傷による痛みを改善するためには一人一人のライフスタイルや癖と向き合わなければいけないのです。
1-2.半月板損傷による自然治癒は望めないと言われている
人体における解剖学的に半月板への栄養血管の分布が乏しいため、血液供給が少なくなってしまい自然治癒が望めないと言われています。
実際に私たちのもとにいらっしゃる患者様のお話を聞いてると次のようなことをよく聞きます。
- 整形外科に行って診断だけされて終わった
- 「とりあえず湿布と電気治療」といった対応がほとんどだった
- 「サポーターを付けて安静にしてください」とだけ言われた
つまり、整形外科をはじめとした専門家の腕があっても、手術抜きにして痛みを改善していくということは難しいのです。表面化している症状だけを見れば単純なのかもしれませんが、その裏に隠れる痛みの原因は複合的に絡み合っているため明確な特定は難しいのです。
ただ、その人と向き合って一つ一つ可能性を追求していけば、ほぼ間違いなく半月板損傷による痛み改善に近づけることは可能です。
1-3.半月板損傷による症状
半月板損傷による症状を紹介していきます。
半月板損傷する動きとしては、体重が乗った状態で膝関節に捻りが加わり損傷します。
10代〜30代まではスポーツで損傷することが多く、40代以降は階段の昇り降りや立ち上がり、座り動作で軽度損傷につばがることがあります。
損傷により、膝の屈伸動作で痛みが出たり、引っ掛かるような感覚が出てきたりします。
まず損傷部位についてですが、「外側半月板損傷」と「内側半月板損傷」の2つがあります。
それぞれの特徴について解説していきます。
外側半月板損傷(がいそくはんげつばんそんしょう)
外側半月板は、大腿骨と脛骨の間にある小さなC型をした軟骨様の組織です。
役割としては、内側半月板とさほど変わらず衝撃の吸収や、関節の適合性を高めると言った働きがあります。
損傷頻度としては、内側半月板よりは少ないとされています。
内側半月板損傷(ないそくはんげつばんそんしょう)
内側半月板は大腿骨と脛骨の間に存在し、大きなC型をした軟骨様の組織です。
役割としては、何度か記載しておりましたが、衝撃吸収や関節の適合性を高める働きをしています。
損傷頻度としては、外側半月板より多いとされており靭帯損傷と合併することがあります。
合併する障害としては前十字靭帯と内側側副靱帯が挙げられます。
損傷による分類
半月板の損傷にはいくつかの種類があり、分類分けをすることができます。
・剥離損傷
半月板の付着部(くっついているところ)から剥がれるように損傷していく状態。
・縦断裂
半月板が縦方向に断裂した状態。ひどいと損傷部から離開していきます。
・横断裂
半月板が横方向に断裂した状態。
・水平断裂
半月板が水平方向に断裂した状態。
・parrot beak断裂
半月板の横断裂と縦断裂が加わったように断裂した状態。
くちばし(parrot beak)のような形と例えられているためにこのような名前となっているようです。
半月板損傷に関しては、損傷したことによる痛みはもちろんですが、それ以外の要因で半月板損傷による痛みが増幅している可能性はあります。そういった可能性を模索しながら普段の生活が送れるように改善を試みることが大切です。
2.自分で半月板損傷における痛みを和らげる3つの方法
2-1.両足の荷重量を均等にする
半月板を損傷された方は大体6:4か7:3程度まで偏りが出てきます。
荷重差が出現してくると損傷側の足で筋力低下が起こってしまい、余計に損傷範囲が広がってしまいます。
その為、バランスボードの様に少し不安定な状況下でバランスを保てる様に始めましょう。
徐々にバランスを保てる様になってきたら、片足立ちで10秒ほどキープしたり、少し膝を曲げてみたりと難易度を上げていきましょう。
初めから飛ばしすぎて必要以上の負荷が掛かってしまって損傷範囲が広がってしまっては意味がないので、少しずつ負荷量を上げていくことがコツですね。
下半身の筋肉が落ちる事で体の支えとなる骨盤が支えられなくなりバランスが崩れ、歪みとなり膝関節痛の他に腰痛であったりと繋がってきます。
2-2.適度に歩く
筋力トレーニングももちろん必要ですがもっと簡単で基本的なセルフケアがあります。それが『歩く』です。
体の4割は筋肉、その内7割は下半身です。痛いからと言って歩かなくなる事で筋肉の柔軟性が低下し、関節の可動域の低下に繋がります。そうなることにより左右バランスの崩れや損傷箇所の筋力低下や変形に繋がってしまいます。
様々な方に聞いてみると1日30分歩くという方は多くはありません。歩くことによる効果は非常に多く、例えば次のようなことが期待できます。
- 全身のバランスを取り戻し骨盤と背骨がリセットされる
- 下半身の筋力アップ、骨にも刺激されるため骨粗鬆症の予防に繋がる
- 下半身の血流が改善され血圧が安定する
- 継続する事で持久力が付き心肺機能が向上する
最も基本的な運動の 1 つなので生活に取り入れて習慣化していく事が必要ですね。
2-3.生活の癖の改善
- デスクワークの中で必ず足を組む
- 立つ時に片方の足に体重を掛ける
- 気づいたら猫背になってしまう
普段の生活の中で気がつくとやっている癖がありますね。その癖は歪みとなり、体のバランスを乱し半月板損傷、時には腰痛や肩こりの原因となるでしょう。
また既に歪んでいることによって足を組みやすくなっている、片方の足ばかりに体重をかけやすくなっている可能性もありますね。
簡単なセルフケアとして普段の癖と逆をする方法があります。
- 組みやすい足と逆を組む
- 立つ時に体重を掛けやすい方と逆の足で立つ
- 1時間に1回程度背伸びをする
癖とは逆の動きをするので非常に違和感を感じる事でしょう。使ってない筋肉や関節に負荷が掛かることによる違和感です。続ける事で今までと体のバランスが変わってくる事でしょう。
3.半月板損傷における痛みの改善に向けた施術を提供する3つの場所
半月板損傷における痛みの改善のために専門家の力を借りたいのであれば、次の3つの場所の違いを把握してから探すべきです。
名称 | 誰がやるか | 特徴 |
---|---|---|
病院(整形外科) | 医師(有資格) |
|
接骨院、整骨院 | 柔道整復師(有資格) |
|
整体院 | 柔道整復師や理学療法士(有資格) ※無資格者が経営している場合もあり |
|
それでは一つずつ解説していきます。
3-1.病院(整形外科)
国家資格を所有した医師が治療にあたります。
病院の大きな違いは手術による治療と画像診断(レントゲン・MRI)が可能という点でしょう。重度の半月板損傷による緊急の症状の場合などは手術による治療が効果的です。半月板損傷に関しては、レントゲンでの診断は難しい為MRIが主流となっています。MRIで検査することで、半月板だけでなく周囲の靭帯損傷や骨折の有無も確認することができます。
また通常の骨折・脱臼は接骨院でも治療可能ですが、皮膚に損傷があり出血を伴う骨折・脱臼は病院での治療対象となります。
半月板損傷に対しての治療法は痛み止めや関節内血腫や関節液が溜まっているときは吸引穿刺(きゅういんせんし)と言って注射で水を抜きます。断裂部分を関節鏡視下に縫合する場合もあります。さらに電気での物理療法や運動療法によるリハビリもしていきます。
半月板損傷における重症者には手術の適応もあるので、自分の膝の状態を把握するには最も適した医療機関です。
3-2.接骨院、整骨院
接骨院では柔道整復師という国家資格を所有しています
柔道整復師とは医師の同意を得れば骨折・脱臼を治療することができ、打撲・捻挫に対して超音波治療や電気や温熱による物理療法で回復を早め、運動療法や手技(マッサージ)でリハビリをすることが出来る資格です。
また、組織の損傷具合を超音波で検査する事も可能ですが、施術者の熟練度に大きく左右されるので信憑性に欠ける場合があり、注意が必要です。
半月板損傷に対しての治療法は、物理療法と手技で固まった筋肉を緩め、周辺の関節に運動療法やストレッチを加えて柔軟性をつけて痛みを取り除いていきます。
病院に比べて治療内容や技術レベルの差がはっきりとでる分、事前に口コミ等ある程度の情報は必要になってきます。
3-3.整体院
整体院は規則上、無資格でも問題無く営業出来ますが、柔道整復師や理学療法士の資格を持っている場合が多いです。
病院でも接骨院でもない為、骨折・脱臼の治療や手術・投薬治療も出来ません。
治療法はその整体院によって様々で、
・時間によって金額の設定されたマッサージ
・特殊な電気治療器による施術
・カイロプラクティックでの骨格調整
・ストレッチ中心の治療
・筋膜リリース
というように多様化されているので一概にはいえませんが、もともと病院・接骨院に勤務する有資格者が更なる治療の為に経営している場合が多く、身体の構造を熟知し精練された技術である事が多いです。
しかし、上記したように無資格者の場合や接骨院同様に技術のレベル差が顕著に表れ、整体院の場合治療内容が多様化している為、口コミ、治療方針、施術内容など事前の情報が必要になってきます。
4.がじゅまる整体院における半月板損傷による痛み改善のための施術の進め方
がじゅまる整体院では国家資格保有者が施術にあたり、半月板損傷における痛みの改善のために以下のような流れで施術を行なっています。
- 問診
- 検査
- 施術前の説明
- 施術
- アフター検査
- 施術後の説明
それぞれどのような内容で進めていくのか解説していきます。
4-1.問診
問診を進めていくに当たって、まずは問診表を記載していただきます。
内容としましては、本日来院するきっかけとなった現状の身体機能を細かく記載してもらいます。(いつ、発症した原因として思い当たることは?、症状が強くなる動きや体 勢は?、楽に感じる体勢はあるか?既往歴の有無、職業、運動習慣等の生活環境に ついて)
併せて、主症状以外の部分で気になる症状等あれば、細かく記載していただきます。詳しく記載して頂くことで、様々な論点から原因を突き止め、根本的なところから改善に繋げる事ができます。
4-2.検査
がじゅまる整体院では原因解明のために全身を検査します。
膝の痛みだからと言って膝の検査だけをするのはNGです。前述した通り、痛みの原因を特定するのが難しい上に、膝関節部以外のありとあらゆる身体の箇所に原因が隠れている可能性があるからです。
こういった検査を丁寧に行なうことがとても重要になってきます。
例えば私たちが半月板損傷の原因と聞いて真っ先に思う浮かべる主要な原因は次の通りです。
- 頸の骨が歪んでいる
- 肩の高さが左右で違う
- 骨盤に歪みがある
- 股関節が捻じれている
- 足首がずれている
- 左右の足の筋肉が緊張している
これらの可能性を頭に浮かべながら丁寧に検査を進めていきます。
ただし、上記はほんの一部でしかありませんしもっと詳しく検査しなければわからないものばかりです。
といっても痛む場所に直接的な原因は無く、体幹の歪みや下半身の骨のずれ、筋肉の異常な緊張によるものが非常に多いのです。
4-3.施術前の説明
施術自体が特殊であるために、施術中、施術後、身体の中で様々な反応が出る事があります。
身体が暑くなってきたり、眠くなってきたり、少しだるさを感じてきたり、動悸がしてきたり、呼吸が荒くなったりしてきます。
人によっては、一時的に痛みが強く出たりとか、 普段痛みが出ていないような所に痛みが出てきたりします。
痛みが強くなることは稀ではありますが、万が一調整により不具合を感じた場合はすぐにご相談ください。
4-4.施術
施術は、トムソンテーブルという特殊なベッドを使用し調整していきます。ベッド自体が、頸椎部、胸椎部、腰椎部、骨盤部と4部分に分かれており、それぞれが上下に昇降するように可動します。
昇降する際に発生する衝撃と振動を利用し、ずれた関節、 固まった関節・筋肉を緩ませて、正しい位置に調整していきます。その際に大きな音が発生しますが、痛み自体は大きく伴うことはありません。
4-5.アフター検査
施術後、施術前に実施して検査を元に再検査を実施します。そこで筋肉の硬さや関節の動き、関節におけるズレの変化を前後で診ていきます。
4-6.施術後の説明
施術において、動きが狭かった所に動きを出すように調整していきます。
その関係性で、次の日筋肉痛みたいな痛みが出たり、筋肉に張り感を感じたりするかもしれません。そのため、そういった反応を少なくするために、施術後30分以内に5分〜10分歩くことを推奨しています。
骨格を調整して骨格はいい状態ですが、そこについている筋肉がまだ馴染んでいない状態なので、歩いて筋肉を動かして馴染ませる作業が必要になってきます。
5.今後半月板損傷を防ぐために知っておくべき3つのこと
5-1.両足を中心に筋力トレーニングする
前述した通り筋力トレーニングが非常に効果があり、お尻や股関節周り、膝関節周りをトレーニングするのが良いです。疲労の蓄積による筋肉の緊張は半月板損傷の原因になります。下半身がしっかりすることで、咄嗟の動きの際に膝周りの捻挫を防ぐことができ、半月板損傷の予防になります。
5-2.サポーターを適切に使用する
普段から膝関節に不安がある方はサポーターを使用する方法があります。サポーターを使用することにより膝にかかる負担を減らすことができます。ただし、使い方にも注意が必要です。サポーターにばかり頼ってしまうと、筋力低下を起こしてしまいます。その為、1時間でも2時間にでも1回でいいので外す時間を作り少し膝を動かす様にしてあげるといいです。
5-3.膝関節痛の前兆に気を付ける
痛める時には様々な原因があります。
- 普段よりも疲労がたまっている
- 急な運動機会にも関わらず十分な準備体操をしなかった
- 痛みや不安がある中で運動した
これらに該当する時は身体のケアが必要な時です。 しかし、全ての人に当てはまる訳ではありません。 前兆無しに突然痛める方もいるので、そんな方は日頃からの定期的なケアが必要かもしれませんね。
6.患者様よりいただく半月板損傷にまつわる5つの質問とその回答
6-1.家の近くの整体に通おうと思っているのですがどうすれば良い整体院に巡り会えるでしょうか?
良い整体院というのはいくつか決まって確認する点があります。
- 口コミが好評か(不自然な口コミや件数ではないか)
- ホームページの記事やブログの内容が詳しく分かりやすいか
- 基本的に予約制(時間をしっかり押さえて治療してくれます)
- 担当制で毎回同じ人が治療してくれる(非常に大事です)
- 問診時に症状の聞き取りと体の状態の確認、施術後に日常生活での注意点等、詳しい説明があるか
ホームページの管理が行き届いていて経営においてもきちんとしている場合、治療内容においてもしっかりしている場合というのが非常に多いので必ず確認した方がいいですね。
6-2.激しい膝の痛みに襲われ全く動けないのですがどうすれば良いでしょうか?
突然の激しい痛みに襲われた時は、必ず激しい炎症状態になります。患部をアイシングしながら安静にすることをお勧めします。一晩経っても痛みの程度が変化しない時は医療機関を受診し、専門家の治療を受けましょう。我慢できないほどの激痛を伴う際は、直ちに受診し検査をしてください。
6-3.近くの整体院に行ったら膝をマッサージされました。マッサージされた時は良かったのですが後から膝の痛みが強くなりました。これは放っておいて良いのでしょうか?
膝をマッサージされた時に良かったのは、刺激が加わることにより一時的に筋肉がほぐれ血液の流れが良くなったためだと考えられます。
その後、痛みが強くなった原因としては、必要以上の刺激が加わり筋肉、組織を傷つけてしまった可能性が考えられます。
あるいは、必要以上に緩みすぎてしまい、骨格が不安定な状態となった結果、過度な負荷が加わり、元々損傷していた半月板にさらなる損傷が起きてしまったことが考えられます。
正常であれば痛みは出てきません。
異常が起きているから痛みの反応が出ているのです。異常部位に常に負荷が乗っていれば、もちろん治りは遅いですし、 いつまでも違和感が残る可能性が考えられます。
それこそ、整骨院に行けば、電気治療や温熱療法、患部のマッサージ等を再度実施するかもしれません。急性的に痛みが出ており、組織が傷ついている状態でさらなる刺激を加えたらどうなりますか?
組織はさらに傷つき痛みは強くなります。
当院ではまず崩れてしまった身体のバランスを調整していきます。異常部位に負担が掛からないように調整し、全身のトータルバランスを整えていきます。
6-4.接骨院なら保険適用されるしマッサージも多くてお得だと思うのですが実際どうですか?
接骨院であれば、確かに保険適用され安価であるため何度も気軽に通う事ができると思います。
ただなぜ何度も通うのでしょうか。
恐らくその場で良くても次の日にすぐ戻ってしまう、良くはなっていないけど悪くなっていない、さまざまな理由があるとは思いますが、結果が出ておらず現状維持の状態であるからではないでしょうか。
当院では保険適用外で施術させて頂くため、最速最短で結果を出します。辛い症状から 1日でも早くお別れできると嬉しいですよね。
6-5.半月板損傷による痛みを増幅させないためにどんなことに注意して生活すれば良いですか?
半月板損傷により保存療法を選択された方は、左右バランスに気をつけながら生活しましょう。
損傷側の足で片足立ちをしてみたり、運動する機会を作ってあげてください。
無理して行うストレッチや筋力トレーニングは損傷範囲を広げてしまう可能性があります。
程々に行うことが改善の近道でしょう。
7.まとめ
がじゅまる整体院は、整体師が受けたいと思う治療法を提供します。
半月板損傷による痛みといっても、頭のてっぺんからつま先まで原因様々です。 細かく診ないとわからないものばかりなので、その時は症状が落ち着くけれど時間が経つとまた再発してくる。そんな経験あるかもしれません。
しかし問診、検査に長く時間をとっているがじゅまる整体院だからこそ解明できる原因と症状があります。
なので必要な間隔での治療は提案させてもらいますが、強制もしないし必要過剰な通院の指示もしません。 皆さんもお忙しい中来院してもらっているので、最適な間隔と出来る限り最短での改善をお約束します。
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