背中の痛みと言えば、
- 肩甲骨回りが苦しい
- 背中に電気が走るよう
- 背中がずきずき痛む
背中の痛みは、長時間同じ姿勢でいるデスクワークや座りっぱなしで運転時間の長いドライバーなどが訴えやすい症状であります。
しかし、ぎっくり腰のように何かきっかけがあるわけではありません。
具体的な原因があればいいですが、思い当たる決定的な原因が無い場合、症状を改善させる上で非常に困難になる事が多いです。
私だけでなく知り合いの先生も同じことを言っています。
腕の良い医師の診察を受けた方でも「痛みが引かない!」と言って私の元に相談に来ることもしばしばあります。
2022年現在、医学の進歩によってあらゆる症状の原因特定が容易になってきたと言われていますが、実際の患者さんの反応を見ている私はそうは思いません。
専門家の私が言うのもおかしいかもしれませんが、背部痛は改善するのがとても難しい症状なのです。
一方で、そんな改善の難しい背部痛についてもう1つの重要な視点があります。それは「人によって背部痛の原因が全く違う」ということです。
当然と言えばそれまでなのですが人それぞれ生活習慣は異なります。癖も違うし身体能力も違うし基礎疾患の有無も違います。
そういったことを考慮すると一人一人の背部痛の原因は絶対に違うはずなのです。
さらに、原因が単一であることは滅多になく、あらゆる要因が複合的に複雑に絡み合って発症しているケースが大半でしょう。
私たちがじゅまる整体院は開業から5年が経過し、累計11,800人程度の背部痛患者と向き合ってきました。
そして、背部痛改善率は93.5%を超えています。
これほどの結果を出すに至った要因は明確です。
背部痛の原因が一人一人違うことを前提に丁寧に検査を実行し、その人が持つ固有の原因の特定に力を注いでいるからです。
前置きが長くなりましたら、今回そんな私だからこそお伝えできる背中の痛みの話ができると思い筆を取りました。
- そもそも背中の痛みとは何なのか?
- なぜ背部痛の痛みが発症するのか?
- どうすれば背中の痛みを改善できるのか?
- 背部痛改善のためにどこに行くべきなのか?
- 専門家に依存せずに自分で背中の痛みを予防するために何をすべきなのか?
こういった背中の痛みにまつわる私がお伝えできることの全てをこれからお伝えしていきます。
本記事を参考に、背中の痛みから解放される日々を送っていただけますと幸いです。それでは一つ一つ見ていきましょう。
1.背中の痛みとは?
背部痛改善のためにも背部痛の基本的な知識を身につけることからスタートしましょう。
1-1.背部痛とは背中や肩甲骨回りの痛みやはりなどの症状の総称
背部痛とは、肩甲骨周辺を主とした痛みやはりなどといった症状の総称です。
背中の痛みと訴える患者の症状は多種多少で次のようなケースがあります。
- 肩甲骨回りの痛み
- 背中の不快感
- 背中の張り
- 背中の部分的な痺れ(上肢の痺れを伴う場合も)
- 肩甲骨周辺の動かしにくさ etc.
背部痛そのものは病気ではありません。
背部痛はあくまで症状ですから痛みが発生する原因は人によって異なります。
病気が原因かもしれませんし、関節の動きが悪くなっていることが原因かもしれません。
さらには、それらの原因が生活習慣などの日常生活動作にあるかもしれません。
背部痛の原因は一概には言えず、あらゆる要因が複合的に絡み合っているケースの方がほとんどだと考えた方が自然でしょう。
だから背部痛を改善するためには一人一人のライフスタイルや癖と向き合わなければいけないのです。
1-2.背部痛の多くは原因不明と言われている
私たちのもとにいらっしゃる患者様のお話を聞いてると次のようなことをよく聞きます。
- 整形外科に行ったのに具体的な原因を教えてもらえなかった
- 「とりあえず湿布と電気治療」といった対応がほとんどだった
- 「冷やさず温めて安静にしてください」とだけ言われた
つまり、整形外科をはじめとした専門家の腕があっても、背部痛の具体的な原因の特定は難しいのです。
表面化している症状だけを見れば単純なのですが、その裏に隠れる背部痛の原因は複合的に絡み合っているため明確な特定は難しいのです。
ただ、その人と向き合って一つ一つ可能性を追求していけば、ほぼ間違いなく背中の痛みを改善に近づけることは可能です。
1-3.背部痛の原因は大きく分けて3つ
背中の痛みは、あらゆる原因が考えられますが大きく分けて四つに分類する事が出来ます。
一つずつ見ていきましょう。
筋肉のコリ、硬さ
背部痛で多いのが筋肉のコリ、硬さに原因がある場合です。
特に多いのが長時間同じ姿勢でいるデスクワーク、運転時間の長い長距離ドライバーが症状を訴える事が多いです。
また、このケースでは背中だけでなく腰部にも症状を伴う事が多いですね。
どうしても座っている時間が長くなると、徐々に身体は前傾姿勢になり、姿勢を保つ脊柱起立筋や肩の僧帽筋、肩甲骨の内側の菱形筋が緊張して症状が現れるようになります。
軽いうちは症状も痛みだけですが、重症化してくると吐き気や頭痛、咳をしたときに痛みが走ったり、深呼吸時に吸いづらさを感じるようになってしまう事もあるのです。
このケースでは硬くなった筋肉を緩め、正常な状態に戻すように正しい処置が必要になります。
精神的ストレス
過剰な精神的ストレスが原因で胃が痛む
なんてことは良く聞きますが、実はストレスが原因で自律神経のバランスが崩れて肩や背中、肩甲骨周辺に痛みが出る事があります。
精神的ストレスが原因となる場合、決まった動作や姿勢で症状が出るというのがありません。
そのため、安静にして痛む事もあれば痛まないこともあり、傾向を掴むのが非常に困難です。
内臓の異常
肺や胃、心臓など内臓に異常があると背中や肩、腰に痛みなどの症状が現れる場合があります。
肺気胸や胃潰瘍、癌などの疾患でも背中に痛みを感じるようになります。
病気による背中の痛みの場合、精神的ストレスと同じように決まった動作無く痛みが現れるのが特徴です。
大きく分けて三つの原因を説明してきましたが、更に掘り下げて
- なぜ筋肉はこるのか?
- ストレスに原因は?
- 内臓に負荷が掛かるような事は?
深くまで原因を追究しなければ、本当に症状を改善させたことにはなりません。
その為にも身体の状態を正確に把握して、生活習慣や体質、身体の癖などあらゆる面からフォーカスして、可能性を全て潰していく必要があるのです。
2.自分で背中の痛みを和らげる3つの方法
2-1.ストレッチ
まず基本的な予防方法として自宅で出来るストレッチ、筋力トレーニングがあげられます。
人の体は4割が筋肉で出来ており、その内の7 割が下半身に集中しています。
体を支える骨盤より下の筋肉は非常に重要な役割があります。下半身の筋肉が落ちる、または使わなくなると病気のきっかけやあらゆる症状の原因となります。
血液循環の悪化により血圧の上昇、糖尿病、脳梗塞。骨盤内には内臓があり、内臓への血液の流れが悪化し腎機能、排泄の機能低下も起こりやすくなります。
そして下半身の筋肉が落ちる事で体の支えとなる骨盤が支えられなくなりバランスが崩れ、歪みとなり背中の痛みが起こりやすくなります。
2-2.適度な運動
ストレッチ、筋力トレーニングももちろん必要ですがもっと簡単で基本的なセルフケアがあります。それが『歩く』です。
上記した通り体の4割は筋肉、その内7割は下半身です。
歩かなくなる事で筋肉の柔軟性が低下し、関節の可動域の低下に繋がります。
膝や股関節の可動域が狭くなる事で骨盤に負荷が掛かり、歪み、背中の痛みの原因となるのです。
様々な方に聞いてみると1日30分歩くという方は多くはありません。歩くことによる効果は非常に多く、例えば次のようなことが期待できます。
- 全身のバランスを取り戻し骨盤と背骨がリセットされる
- 下半身の筋力アップ、骨にも刺激されるため骨粗鬆症の予防に繋がる
- 下半身の血流が改善され血圧が安定する
- 継続する事で持久力が付き心肺機能が向上する
最も基本的な運動の 1 つなので生活に取り入れて習慣化していく事が必要ですね。
2-3.生活の癖の改善
- デスクワークの中で必ず足を組む
- 立つ時に片方の足に体重を掛ける
- 片方の肘掛けばかり使う
普段の生活の中で気がつくとやっている癖がありますね。その癖は歪みとなり、体のバランスを乱し背中の痛み、時には頭痛や肩こりの原因となるでしょう。
また既に歪んでいることによって足を組みやすくなっている、片方の足ばかりに体重をかけやすくなっている可能性もありますね。
簡単なセルフケアとして普段の癖と逆をする方法があります。
- 組みやすい足と逆を組む
- 立つ時に体重を掛けやすい方と逆の足で立つ
- 普段使わない方の肘掛けを使う
癖とは逆の動きをするので非常に違和感を感じるはずです。使ってない筋肉や関節に負荷が掛かることによる違和感です。続ける事で今までと体のバランスが変わってくることでしょう。
3.背部痛改善に向けた施術を提供する3つの場所
背部痛改善のために専門家の力を借りたいのであれば、次の3つの場所の違いを把握してから探すべきです。
名称 | 誰がやるか | 特徴 |
---|---|---|
病院(整形外科) | 医師(有資格) |
|
接骨院、整骨院 | 柔道整復師(有資格) |
|
整体院 | 柔道整復師や理学療法士(有資格) ※無資格者が経営している場合もあり |
|
それでは一つずつ解説していきます。
3-1.病院(整形外科)
国家資格を所有した医師が治療にあたります。
病院の大きな違いは手術による治療と画像診断(レントゲン・MRI)が可能という点でしょう。重度のヘルニアによる緊急の症状の場合などは手術による治療が効果的です。また分かりづらい原因の発見(内臓異常や病気)にはレントゲンやMRIでの検査が適しているでしょう。
また通常の骨折・脱臼は接骨院でも治療可能ですが、皮膚に損傷があり出血を伴う骨折・脱臼は病院での治療対象となります。
背部痛に対しての治療法は痛み止めや筋弛緩剤、血流を良くする投薬治療や痛みを止めるブロック注射をして痛みを緩和させ、さらに電気での物理療法や運動療法によるリハビリもしていきます。
頚椎椎間板ヘルニアなどの重症者には手術の適応もあるので、自分の身体の状態を把握するには最も適した医療機関です。
3-2.接骨院、整骨院
接骨院では柔道整復師という国家資格を所有しています
柔道整復師とは医師の同意を得れば骨折・脱臼を治療することができ、打撲・捻挫に対して超音波治療や電気や温熱による物理療法で回復を早め、運動療法や手技(マッサージ)でリハビリをすることが出来る資格です。
また、組織の損傷具合を超音波で検査する事も可能ですが、施術者の熟練度に大きく左右されるので信憑性に欠ける場合があり、注意が必要です。
背部痛に対しての治療法は、物理療法と手技で固まった筋肉を緩め、周辺の関節に運動療法やストレッチを加えて柔軟性をつけて痛みを取り除いていきます。
また、頚椎椎間板ヘルニアの場合には、背骨の間隔を広げる牽引療法を行う場合もあります。
病院に比べて治療内容や技術レベルの差がはっきりとでる分、事前に口コミ等ある程度の情報は必要になってきます。
3-3.整体院
整体院は規則上、無資格でも問題無く営業出来ますが、柔道整復師や理学療法士の資格を持っている場合が多いです。
病院でも接骨院でもない為、骨折・脱臼の治療や手術・投薬治療も出来ません。
治療法はその整体院によって様々で、
・時間によって金額の設定されたマッサージ
・特殊な電気治療器による施術
・カイロプラクティックでの骨格調整
・ストレッチ中心の治療
・筋膜リリース
というように多様化されているので一概にはいえませんが、もともと病院・接骨院に勤務する有資格者が更なる治療の為に経営している場合が多く、身体の構造を熟知し精練された技術である事が多いです。
しかし、上記したように無資格者の場合や接骨院同様に技術のレベル差が顕著に表れ、整体院の場合治療内容が多様化している為、口コミ、治療方針、施術内容など事前の情報が必要になってきます。
4.がじゅまる整体院における背部痛改善のための施術の進め方
がじゅまる整体院では国家資格保有者が施術にあたり、背部痛改善のために以下のような流れで施術を行なっています。
- 問診
- 検査
- 施術前の説明
- 施術
- アフター検査
- 施術後の説明
それぞれどのような内容で進めていくのか解説していきます。
4-1.問診
問診を進めていくに当たって、まずは問診表を記載していただきます。
内容としましては、本日来院するきっかけとなった現状の身体機能を細かく記載してもらいます。(いつ、発症した原因として思い当たることは?、症状が強くなる動きや体 勢は?、楽に感じる体勢はあるか?既往歴の有無、職業、運動習慣等の生活環境に ついて)
併せて、主症状以外の部分で気になる症状等あれば、細かく記載していただきます。詳しく記載して頂くことで、様々な論点から原因を突き止め、根本的なところから改善に繋げる事ができます。
4-2.検査
がじゅまる整体院では原因解明のために全身を検査します。
背中の痛みだからと言って背中の検査だけをするのはNGです。前述した通り、背部痛の原因を特定するのが難しい上に、背部以外のありとあらゆる身体の箇所に原因が隠れている可能性があるからです。
こういった検査を丁寧に行なっているからこそ、私たちがじゅまる整体院における背部痛改善率は93.5%を超えています。
例えば私たちが背部痛と聞いて真っ先に思う浮かべる主要な原因は次の通りです。
- 頸の骨が歪んでいる
- 肩の高さが左右で違う
- 骨盤に歪みがある
- 股関節が捻じれている
- 足首がずれている
- 左右の足の筋肉が緊張している
これらの可能性を頭に浮かべながら丁寧に検査を進めていきます。
ただし、上記はほんの一部でしかありませんしもっと詳しく検査しなければわからないものばかりです。
背部痛といっても痛む場所に直接的な原因は無く、体幹の歪みや下半身の骨のずれ、筋肉の異常な緊張によるものが非常に多いのです。
4-3.施術前の説明
施術自体が特殊であるために、施術中、施術後、身体の中で様々な反応が出る事があります。
身体が暑くなってきたり、眠くなってきたり、少しだるさを感じてきたり、動悸がしてきたり、呼吸が荒くなったりしてきます。
人によっては、一時的に痛みが強く出たりとか、 普段痛みが出ていないような所に痛みが出てきたりします。
痛みが強くなることは稀ではありますが、万が一調整により不具合を感じた場合はすぐにご相談ください。
4-4.施術
施術は、トムソンテーブルという特殊なベッドを使用し調整していきます。ベッド自体が、頸椎部、胸椎部、腰椎部、骨盤部と4部分に分かれており、それぞれが上下に昇降するように可動します。
昇降する際に発生する衝撃と振動を利用し、ずれた関節、 固まった関節・筋肉を緩ませて、正しい位置に調整していきます。その際に大きな音が発生しますが、痛み自体は大きく伴うことはありません。
4-5.アフター検査
施術後、施術前に実施して検査を元に再検査を実施します。そこで筋肉の硬さや関節の動き、関節におけるズレの変化を前後で診ていきます。
4-6.施術後の説明
施術において、動きが狭かった所に動きを出すように調整していきます。
その関係性で、次の日筋肉痛みたいな痛みが出たり、筋肉に張り感を感じたりするかもしれません。そのため、そういった反応を少なくするために、施術後30分以内に5分〜10分歩くことを推奨しています。
骨格を調整して骨格はいい状態ですが、そこについている筋肉がまだ馴染んでいない状態なので、歩いて筋肉を動かして馴染ませる作業が必要になってきます。
5.今後背部痛を防ぐために知っておくべき3つのこと
5-1.体幹を中心に筋力トレーニングする
前述した通り筋力トレーニングが非常に効果があり、腰回りや腹筋、背筋をトレーニングするのが良いです。疲労の蓄積による筋肉の緊張は背部痛の原因になりますが、腰やお腹周りがしっかり鍛えられる事で上半身をしっかり支えられるようになり、肩甲骨周辺が安定するようになります。
5-2.背中の痛みに隠れた病気の存在
背中の痛みは身体の歪みや筋肉の緊張が原因のパターンは多々あります。
しかし、その中でも一部病気が隠れている事も知っておかなくてはなりません。
風邪やインフルエンザになると肩凝りや関節痛が出るように、関連痛で背中が痛む病気があります。
例えば、肺に穴が開く肺気胸では深呼吸時に患側の背中に痛みが生じると言われています。
また、急に血圧が上がった場合にも肩凝りや背中の張りを強く感じるようになったり、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患では背中から左肩にかけて放散する痛みが特徴的とされています。
もともと既往歴がある人は背部痛の症状変化にも敏感にならなければなりません。
5-3.背中の痛み解消のための水分補給
背中の痛みは筋肉の緊張で血流が悪くなり、倦怠感や痛みを感じやすくなります。
つまり血流を良くする必要があるのです。
血液は老廃物を体の外に出す機能をもつ血漿という成分が55%を占めますが、血流が悪いということはこの機能があまり働いてないということになります。
この機能を取り戻すために必要なのが、じつは水。
血漿の90%が水なので、体内の水分量が減ってくると血漿も減少してしまい、血液がドロドロになって流れが悪くなってしまいます。
つまり、適度な水分補給は血液をサラサラにし、老廃物をうまく体の外に出してくれるようになるのです。
さらに血流促進は筋肉への栄養供給もしやすくなる為、背中の痛みや肩凝り解消にも繋がります。
そこで一日当たり必要な水分量は1.5リットル~2.0リットル、そのうち半分は飲み物から補給しなければなりません。
一回あたりに吸収できる水分量もおよそ200ml、一度に摂りすぎても吸収されずに尿として体外に排出されてしまうので、6~7回に分けて飲む必要があります。
逆に一気に飲みすぎると体内の塩分濃度が薄くなりすぎてしまい低ナトリウム血症を引き起こしてしまい、頭痛・吐き気・意識障害を起こす可能性があるので1時間に1リットルを飲む場合は注意しましょう。
6.患者様よりいただく背中の痛みにまつわる5つの質問
6-1.家の近くの整体に通おうと思うのですがどうすれば良い整体院に巡り合えるでしょうか?
良い整体院というのはいくつか決まって確認する点があります。
- 口コミが好評か(不自然な口コミや件数ではないか)
- ホームページの記事やブログの内容が詳しく分かりやすいか
- 基本的に予約制(時間をしっかり押さえて治療してくれます)
- 担当制で毎回同じ人が治療してくれる(非常に大事です)
- 問診時に症状の聞き取りと体の状態の確認、施術後に日常生活での注意点等、詳しい説明があるか
ホームページの管理が行き届いていて経営においてもきちんとしている場合、治療内容もしっかりしている事が非常に多いので必ず確認した方がいいですね。
6-2.接骨院なら保険適用されるしマッサージも多くてお得だと思うんですが実際どうですか?
接骨院であれば、確かに保険適用され安価であるため何度も気軽に通う事ができると思います。
ただなぜ何度も通うのでしょうか。
恐らくその場で良くても次の日にすぐ戻ってしまう、良くはなっていないけど悪くなっていない、さまざまな理由があるとは思いますが、結果が出ておらず現状維持の状態であるからではないでしょうか。
当院では保険適用外で施術させて頂くため、最速最短で結果を出します。辛い症状から 1日でも早くお別れできると嬉しいですよね。
6-3.近くの整骨院に行ったら背中をマッサージされました。マッサージされた時は良かったのですが後から背中の痛みが強くなりました。これは放っておいて良いのでしょうか?
背中をマッサージされた時に良かったのは、刺激が加わることにより一時的に筋肉がほぐれ血液の流れが良くなったためだと考えられます。
その後、痛みが強くなった原因としては、必要以上の刺激が加わり筋肉、組織を傷つけてしまった可能性が考えられます。
あるいは、必要以上に緩みすぎてしまい、骨格が不安定な状態となった結果、過度な負荷が加わり背中の筋肉が耐えられず痛みとして、エラー反応を起こしています。
正常であれば痛みは出てきません。
異常が起きているから痛みの反応が出ているのです。異常部位に常に負荷が乗っていれば、もちろん治りは遅いですし、 いつまでも違和感が残る可能性が考えられます。
それこそ、整骨院に行けば、電気治療や温熱療法、患部のマッサージ等を再度実施するかもしれません。急性的に痛みが出ており、組織が傷ついている状態でさらなる刺激を加えたらどうなりますか?
組織はさらに傷つき痛みは強くなります。
当院ではまず崩れてしまった身体のバランスを調整していきます。異常部位に負担が掛からないように調整し、筋肉、組織の治癒を促進させていきます。
6-4.何回通えば治りますか?
症状・身体の状態・背部痛歴にもよりますが、初回の施術でも変化を感じることが出来ます。
しかし、治すとなると話が変わります。
身体の歪みは長い時間、生活の癖によって生じたものなので時間の経過によって元の身体の状態に戻ってしまいます。
生活の癖・身体の癖から改善させていかなければならないので、初めのうちは間隔を詰めての施術を提案します。
もし、一回で治してほしいという依頼であればお断りさせていただく可能性があります。
6-5.妊娠中に施術は出来ますか?
出産の前の日まで施術可能です。
治療院によっては妊婦さんへの治療法を知らない為、お断りする場合がありますが、当院では妊娠中に施術を受ける方もたくさん来院しており、産前産後のメンテナンスもストレス無く受けていただくことが可能です。
また身体の歪みを整え、神経伝達を調整しておくことで初産の場合、陣痛から出産までが約24%早くなるというデータがあります。
治療の体勢も仰向けと横向きで施術していくので、お腹に負担をかけずリラックスして治療を受けていただくことが可能です。
7.まとめ
がじゅまる整体院は、整体師が受けたいと思う治療法を提供します。
背中の痛みといっても、頭のてっぺんからつま先まで原因様々です。 細かく診ないとわからないものばかりなので、その時は症状が落ち着くけれど時間が経つとまた再発してくる。そんな経験あるかもしれません。
しかし問診、検査に長く時間をとっているがじゅまる整体院だからこそ解明できる原因と症状があります。
なので必要な間隔での治療は提案させてもらいますが、強制もしないし必要過剰な通院の指示もしません。 皆さんもお忙しい中来院してもらっているので、最適な間隔と出来る限り最短での改善をお約束します。
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