あなたは腰痛の85%が原因不明であることをご存知ですか?
少し古い情報ではありますが、2012年に発行された腰痛診療ガイドラインにそのような記述があるのはたしかです。そして、私が年間11.453人の患者さんと接していく中で気づいたことは「どんなに腕のある専門家でも明確な腰痛の原因を特定するのは難しい」ということです。
それだけ腰痛を改善するのは難しいし、専門家の間でも頭を悩ませる症状の代表格なのです。
私だけでなく知り合いの先生も同じことを言っています。腕の良い医師の診察を受けた方でも「痛みが引かない!」と言って私の元に相談に来ることもしばしばあります。
2022年現在、医学の進歩によって腰痛の原因特定が容易になってきたと言われていますが、実際の患者さんの反応を見ている私はそうは思いません。
専門家の私が言うのもおかしいかもしれませんが、腰痛は改善するのがとても難しい症状なのです。
一方で、そんな改善の難しい腰痛についてもう1つの重要な視点があります。それは「人によって腰痛の原因が全く違う」ということです。
当然と言えばそれまでなのですが人それぞれ生活習慣は異なります。癖も違うし身体能力も違うし基礎疾患の有無も違います。
そういったことを考慮すると一人一人の腰痛の原因は絶対に違うはずなのです。さらに、原因が単一であることは滅多になく、あらゆる要因が複合的に複雑に絡み合って発症しているケースが大半でしょう。
私たちがじゅまる整体院は開業から4年が経過し、累計10,300人程度の腰痛患者と向き合ってきました。そして、腰痛改善率は90%を超えています。
これほどの結果を出すに至った要因は明確です。
腰痛の原因が一人一人違うことを前提に丁寧に検査を実行し、その人が持つ固有の原因の特定に力を注いでいるからです。
前置きが長くなりましたが、今回そんな私だからこそお伝えできる腰痛の話ができると思い筆を取りました。
- そもそも腰痛とは何なのか?
- なぜ腰痛が発症するのか?
- どうすれば腰痛を改善できるのか?
- 腰痛改善のためにどこに行くべきなのか?
- 専門家に依存せずに自分で腰痛を予防するために何をすべきなのか?
こういった腰痛にまつわる私がお伝えできることの全てをこれからお伝えしていきます。
本記事を参考に、腰痛から解放される日々を送っていただけますと幸いです。それでは一つ一つ見ていきましょう。
1.腰痛とは?
腰痛改善のためにも腰痛の基本的な知識を身につけることからスタートしましょう。
1-1.腰痛とは痛みやはりなどの不快感の総称
腰痛とは、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。(参照:厚生労働省の腰痛対策)
腰痛と訴える患者の症状は多種多様で次のようなケースがあります。
- 腰が痛い
- 腰の不快感
- 腰の張り
- 腰の痺れ(大抵の場合下肢の痺れも訴える)
- 腰の動きにくさ etc.
腰痛そのものは病気ではありません。腰痛はあくまでも症状ですから腰痛が発生する原因は人によって異なります。病気が原因かもしれませんし、関節の動きが悪くなっていることが原因かもしれません。さらには、それらの原因が生活習慣などの日常生活動作にあるかもしれません。
腰痛の原因は一概には言えず、あらゆる要因が複合的に絡み合っているケースの方がほとんどだと考えた方が自然でしょう。だから腰痛を改善するためには一人一人のライフスタイルや癖と向き合わなければいけないのです。
1-2.腰痛の85%は原因不明と言われている
日本整形外科学会と日本腰痛学会監修が2012年に発行した腰痛診療ガイドラインによると、85%の腰痛が原因不明と解釈できる記述があります。ガイドラインに書かれている内容は次の通りです。
下肢症状を伴わない腰痛の場合、その85%では病理解剖学的な診断を正確に行うことは困難である
実際に私たちのもとにいらっしゃる患者様のお話を聞いてると次のようなことをよく聞きます。
- 整形外科に行ったのに具体的な原因を教えてもらえなかった
- 「とりあえず湿布と電気治療」といった対応がほとんどだった
- 「コルセットを付けて安静にしてください」とだけ言われた
つまり、整形外科をはじめとした専門家の腕があっても、腰痛の具体的な原因の特定は難しいのです。表面化している症状だけを見れば単純なのですが、その裏に隠れる腰痛の原因は複合的に絡み合っているため明確な特定は難しいのです。
ただ、その人と向き合って一つ一つ可能性を追求していけば、ほぼ間違いなく腰痛改善に近づけることは可能です。
※参考
2019年発行の腰痛診療ガイドラインでは「75%以上で診断が可能」と記載があります。2012年時点と比べ医療の発達により診断技術が上がったと考えられます。それでも、完璧に診断できるわけではありませんから、原因の特定が難しい症状であることは間違いありません。
1-3.腰痛の原因として挙げられる代表的な2つの疾患
腰痛の原因はたくさんありますが、その中でも明確に腰部痛の原因として病名がつくものがあります。その代表例が「椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」です。
その他にもあらゆる疾患があるのですがここではその2つを例に挙げて解説していきます。
なお、前述した通りではありますが何かしらの疾患を患っていなくても腰痛が発症することはあります。腰痛の原因は単純なものではなく、あらゆる要素が複雑に絡み合っている可能性を模索すべきです。
そういった前提を踏まえて解説を進めていきます。
椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)
背骨は24個あり、その全ての間に椎間板というクッションの役目をする軟骨があります。この椎間板が変化し飛び出して近くにある神経や血管に触れ、足や腰に激痛・痺れ等の症状を起こすことを椎間板ヘルニアと呼びます。
ヘルニアは「脱出」という意味を持った言葉です。椎間板が元々ある場所から「脱出」するから椎間板ヘルニアと呼びます。
椎間板にはいつも通り日常生活を送っているだけで相当の圧力がかかっています。
立ち上がる際に前屈するだけで体重の2.5倍の力がかかると言われています。またくしゃみをすると瞬間的に7倍の力がかかるとも言われています。こういった衝撃の蓄積こそが椎間板ヘルニアの原因なのです。
ただし、実は腰痛患者の中で本当にヘルニアを患っている方はかなり少数です。「腰が痛くて痺れがあるからヘルニアかもしれない!」と考えている方がかなり多いのですが意外にもそうではないケースが多いものです。
また、面白いことに整形外科で椎間板ヘルニアと診断された方であっても、それ以外の原因によって腰部痛が増幅しているケースも多いです。ですから、一口にヘルニアと言ってもあなたの腰部痛が他のアプローチによって改善される可能性は十分にあるのです。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
脊柱管狭窄症の主な症状に「長時間歩けない」があります。
歩行を続けると腰から足にかけて痛みが走りますが、しゃがんで休むと回復するような症状です。これは脊柱管狭窄症の最大の特徴で、間欠性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれます。
脊柱管狭窄症は50代以降に多く見られ、脊髄神経の通っている腰の管(脊柱管)が骨の変形等によって狭くなり発生します。管の中を通る神経がどこかに触れ、痛みや痺れが出ている状態です。
なお脊柱管狭窄症もヘルニアと同じように、それ以外の要因で腰部痛が増幅している可能性はあります。そういった可能性を模索しながら普段の生活が送れるように改善を試みることが大切です。
2.自分で腰痛を和らげる3つの方法
2-1.ストレッチ
まず基本的な予防方法として自宅で出来るストレッチがあげられます。
人の体は4割が筋肉で出来ており、その内の7 割が下半身に集中しています。
体を支える骨盤より下の筋肉は非常に重要な役割があります。下半身の筋肉が落ちる、または使わなくなると病気のきっかけやあらゆる症状の原因となります。
血液循環の悪化により血圧の上昇、糖尿病、脳梗塞。骨盤内には内臓があり、内臓への血液の流れが悪化し腎機能、排泄の機能低下も起こりやすくなります。
そして下半身の筋肉が落ちる事で体の支えとなる骨盤が支えられなくなりバランスが崩れ、歪みとなり腰痛が起こりやすくなります。
2-2.適度な運動
ストレッチ、筋力トレーニングももちろん必要ですがもっと簡単で基本的なセルフケアがあります。それが『歩く』です。
上記した通り体の4割は筋肉、その内7割は下半身です。歩かなくなる事で筋肉の柔軟性が低下し、関節の可動域の低下に繋がります。膝や股関節の可動域が狭くなる事で骨盤に負荷が掛かり、歪み、腰痛の原因となるのです。
様々な方に聞いてみると1日30分歩くという方は多くはありません。歩くことによる効果は非常に多く、例えば次のようなことが期待できます。
- 全身のバランスを取り戻し骨盤と背骨がリセットされる
- 下半身の筋力アップ、骨にも刺激されるため骨粗鬆症の予防に繋がる
- 下半身の血流が改善され血圧が安定する
- 継続する事で持久力が付き心肺機能が向上する
最も基本的な運動の 1 つなので生活に取り入れて習慣化していく事が必要ですね。
2-3.生活の癖の改善
- デスクワークの中で必ず足を組む
- 立つ時に片方の足に体重を掛ける
- 片方の肘掛けばかり使う
普段の生活の中で気がつくとやっている癖がありますね。その癖は歪みとなり、体のバランスを乱し腰痛、時には頭痛や肩こりの原因となるでしょう。
また既に歪んでいることによって足を組みやすくなっている、片方の足ばかりに体重をかけやすくなっている可能性もありますね。
簡単なセルフケアとして普段の癖と逆をする方法があります。
- 組みやすい足と逆を組む
- 立つ時に体重を掛けやすい方と逆の足で立つ
- 普段使わない方の肘掛けを使う
癖とは逆の動きをするので非常に違和感を感じる事でしょう。使ってない筋肉や関節に負荷が掛かることによる違和感です。続ける事で今までと体のバランスが変わってくる事でしょう。
3.腰痛改善に向けた施術を提供する3つの場所
腰痛改善のために専門家の力を借りたいのであれば、次の3つの場所の違いを把握してから探すべきです。
名称 | 誰がやるか | 特徴 |
---|---|---|
病院(整形外科) | 医師(有資格) |
|
接骨院、整骨院 | 柔道整復師(有資格) |
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整体院 | 柔道整復師や理学療法士(有資格) ※無資格者が経営している場合もあり |
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それでは一つずつ解説していきます。
3-1.病院(整形外科)
国家資格を所有した医師が治療にあたります。
病院の大きな違いは手術による治療と画像診断(レントゲン・MRI)が可能という点でしょう。重度のヘルニアによる緊急の症状の場合などは手術による治療が効果的です。また分かりづらい原因の発見(ひび程度の骨折・脊椎分離症・すべり症)にはレントゲン、レントゲンよりも精密な状態(ヘルニアの程度や腫瘍の発見)を確認するにはMRIでの検査が適しているでしょう。
また通常の骨折・脱臼は接骨院でも治療可能ですが、皮膚に損傷があり出血を伴う骨折・脱臼は病院での治療対象となります。
腰痛に対しての治療法は痛み止めや筋弛緩剤、血流と良くする投薬治療や痛みを止めるブロック注射をして痛みを緩和させ、さらに電気での物理療法や運動療法によるリハビリもしていきます。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの重症者には手術の適応もあるので、自分の腰の状態を把握するには最も適した医療機関です。
3-2.接骨院、整骨院
接骨院では柔道整復師という国家資格を所有しています
柔道整復師とは医師の同意を得れば骨折・脱臼を治療することができ、打撲・捻挫に対して超音波治療や電気や温熱による物理療法で回復を早め、運動療法や手技(マッサージ)でリハビリをすることが出来る資格です。
また、組織の損傷具合を超音波で検査する事も可能ですが、施術者の熟練度に大きく左右されるので信憑性に欠ける場合があり、注意が必要です。
腰痛に対しての治療法は、物理療法と手技で固まった筋肉を緩め、周辺の関節に運動療法やストレッチを加えて柔軟性をつけて痛みを取り除いていきます。
また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合には、背骨の間隔を広げる牽引療法を行う場合もあります。
病院に比べて治療内容や技術レベルの差がはっきりとでる分、事前に口コミ等ある程度の情報は必要になってきます。
3-3.整体院
整体院は規則上、無資格でも問題無く営業出来ますが、柔道整復師や理学療法士の資格を持っている場合が多いです。
病院でも接骨院でもない為、骨折・脱臼の治療や手術・投薬治療も出来ません。
治療法はその整体院によって様々で、
- 時間によって金額の設定されたマッサージ
- 特殊な電気治療器による施術
- カイロプラクティックでの骨格調整
- ストレッチ中心の治療
- 筋膜リリース
というように多様化されているので一概にはいえませんが、もともと病院・接骨院に勤務する有資格者が更なる治療の為に経営している場合が多く、身体の構造を熟知し精練された技術である事が多いです。
しかし、上記したように無資格者の場合や接骨院同様に技術のレベル差が顕著に表れ、整体院の場合治療内容が多様化している為、口コミ、治療方針、施術内容など事前の情報が必要になってきます。
4.がじゅまる整体院における腰痛改善のための施術の進め方
がじゅまる整体院では国家資格保有者が施術にあたり、腰痛改善のために以下のような流れで施術を行なっています。
- 問診
- 検査
- 施術前の説明
- 施術
- アフター検査
- 施術後の説明
それぞれどのような内容で進めていくのか解説していきます。
4-1.問診
問診を進めていくに当たって、まずは問診表を記載していただきます。
内容としましては、本日来院するきっかけとなった現状の身体機能を細かく記載してもらいます。(いつ、発症した原因として思い当たることは?、症状が強くなる動きや体 勢は?、楽に感じる体勢はあるか?既往歴の有無、職業、運動習慣等の生活環境に ついて)
併せて、主症状以外の部分で気になる症状等あれば、細かく記載していただきます。詳しく記載して頂くことで、様々な論点から原因を突き止め、根本的なところから改善に繋げる事ができます。
4-2.検査
がじゅまる整体院では原因解明のために全身を検査します。
腰が痛いからと言って腰の検査だけをするのはNGです。前述した通り、腰痛の原因を特定するのが難しい上に、腰部以外のありとあらゆる身体の箇所に原因が隠れている可能性があるからです。
こういった検査を丁寧に行なっているからこそ、私たちがじゅまる整体院における腰痛改善率は90%を超えています。
例えば私たちが腰痛と聞いて真っ先に思う浮かべる主要な原因は次の通りです。
- 頸の骨が歪んでいる
- 肩の高さが左右で違う
- 骨盤に歪みがある
- 股関節が捻じれている
- 足首がずれている
- 左右の足の筋肉が緊張している
これらの可能性を頭に浮かべながら丁寧に検査を進めていきます。
ただし、上記はほんの一部でしかありませんしもっと詳しく検査しなければわからないものばかりです。
腰痛といっても痛む場所に直接的な原因は無く、体幹の歪みや下半身の骨のずれ、筋肉の異常な緊張によるものが非常に多いのです。
4-3.施術前の説明
施術自体が特殊であるために、施術中、施術後、身体の中で様々な反応が出る事があります。
身体が暑くなってきたり、眠くなってきたり、少しだるさを感じてきたり、動悸がしてきたり、呼吸が荒くなったりしてきます。
人によっては、一時的に痛みが強く出たりとか、 普段痛みが出ていないような所に痛みが出てきたりします。
痛みが強くなることは稀ではありますが、万が一調整により不具合を感じた場合はすぐにご相談ください。
4-4.施術
施術は、トムソンテーブルという特殊なベッドを使用し調整していきます。ベッド自体が、頸椎部、胸椎部、腰椎部、骨盤部と4部分に分かれており、それぞれが上下に昇降するように可動します。
昇降する際に発生する衝撃と振動を利用し、ずれた関節、 固まった関節・筋肉を緩ませて、正しい位置に調整していきます。その際に大きな音が発生しますが、痛み自体は大きく伴うことはありません。
4-5.アフター検査
施術後、施術前に実施して検査を元に再検査を実施します。そこで筋肉の硬さや関節の動き、関節におけるズレの変化を前後で診ていきます。
4-6.施術後の説明
施術において、動きが狭かった所に動きを出すように調整していきます。
その関係性で、次の日筋肉痛みたいな痛みが出たり、筋肉に張り感を感じたりするかもしれません。そのため、そういった反応を少なくするために、施術後30分以内に5分〜10分歩くことを推奨しています。
骨格を調整して骨格はいい状態ですが、そこについている筋肉がまだ馴染んでいない状態なので、歩いて筋肉を動かして馴染ませる作業が必要になってきます。
5.今後腰痛を防ぐために知っておくべき3つのこと
5-1.体幹を中心に筋力トレーニングする
前述した通り筋力トレーニングが非常に効果があり、腰回りや腹筋、背筋をトレーニングするのが良いです。疲労の蓄積による筋肉の緊張は腰痛の原因になりますが、腰回りがしっかり鍛えられる事でコルセットのような役割を果たし、しっかりと支えてくれるようになります。
5-2.くしゃみの瞬間は膝に手をつく
ギックリ腰になる時というのは必ずきっかけがあります。例えばくしゃみをきっかけに痛める方がいますが、くしゃみというのは瞬間的に腰椎(腰の背骨)に体重の7倍の負荷がかかります。日頃から痛みがあるひとはギックリ腰になりそうですよね。7倍の負荷を分散させる為にくしゃみの瞬間は膝に手をつくように心掛けた方がいいですね
5-3.腰痛の前兆に気を付ける
痛める時には多くの場合前兆がみられます。
- 普段よりも疲労がたまっている
- 重労働や座っている時間が長かった
- 腰が重い感じがする
これらに該当する時は身体のケアが必要な時です。 しかし、全ての人に当てはまる訳ではありません。 前兆無しに突然痛める方もいるので、そんな方は日頃からの定期的なケアが必要かもしれませんね。
6.患者様よりいただく腰痛にまつわる5つの質問とその回答
6-1.家の近くの整体に通おうと思っているのですがどうすれば良い整体院に巡り会えるでしょうか?
良い整体院というのはいくつか決まって確認する点があります。
- 口コミが好評か(不自然な口コミや件数ではないか)
- ホームページの記事やブログの内容が詳しく分かりやすいか
- 基本的に予約制(時間をしっかり押さえて治療してくれます)
- 担当制で毎回同じ人が治療してくれる(非常に大事です)
- 問診時に症状の聞き取りと体の状態の確認、施術後に日常生活での注意点等、詳しい説明があるか
ホームページの管理が行き届いていて経営においてもきちんとしている場合、治療内容においてもしっかりしている場合というのが非常に多いので必ず確認した方がいいですね。
6-2.ぎっくり腰になってしまい全く動けないのですがどうすれば良いでしょうか?
ぎっくり腰になると腰に強いダメージが加わり、激しい炎症状態になります。なのでまずは安静に。そして患部をアイシングして炎症を抑えるようにしましょう。
炎症が落ち着いてくると痛み自体は引いてきます。ひどいものでは痛みが引いてきても原因が無くなっておらず再発のリスクが非常に高いので、なるべく早く専門の治療を受けるようにしましょう。
6-3.近くの整骨院に行ったら腰をマッサージされました。マッサージされた時は良かったのですが後から腰の痛みが強くなりました。これは放っておいて良いのでしょうか?
腰をマッサージされた時に良かったのは、刺激が加わることにより一時的に筋肉がほぐれ血液の流れが良くなったためだと考えられます。
その後、痛みが強くなった原因としては、必要以上の刺激が加わり筋肉、組織を傷つけてしまった可能性が考 えられます。
あるいは、必要以上に緩みすぎてしまい、骨格が不安定な状態となった結果、過度な負荷が加わり腰の筋肉が耐えられず痛みとして、エラー反応を起こしています。
正常であれば痛みは出てきません。
異常が起きているから痛みの反応が出ているのです。異常部位に常に負荷が乗っていれば、もちろん治りは遅いですし、 いつまでも違和感が残る可能性が考えられます。
それこそ、整骨院に行けば、電気治療や温熱療法、患部のマッサージ等を再度実施するかもしれません。急性的に痛みが出ており、組織が傷ついている状態でさらなる刺激を加えたらどうなりますか?
組織はさらに傷つき痛みは強くなります。
当院ではまず崩れてしまった身体のバランスを調整していきます。異常部位に負担が掛からないように調整し、筋肉、組織の治癒を促進させていきます。
6-4.接骨院なら保険適用されるしマッサージも多くてお得だと思うのですが実際どうですか?
接骨院であれば、確かに保険適用され安価であるため何度も気軽に通う事ができると思います。
ただなぜ何度も通うのでしょうか。
恐らくその場で良くても次の日にすぐ戻ってしまう、良くはなっていないけど悪くなっていない、さまざまな理由があるとは思いますが、結果が出ておらず現状維持の状態であるからではないでしょうか。
当院では保険適用外で施術させて頂くため、最速最短で結果を出します。辛い症状から 1日でも早くお別れできると嬉しいですよね。
6-5.腰痛を増幅させないためにどんなことに注意して生活すれば良いですか?
日常生活において歩く時間が長い人はジャストサイズの靴を選ぶ、デスクワークの人はお尻の下にクッションを敷く等、道具にフォローしてもらうのも一つの方法です。
自宅でも軽いストレッチ、特に下半身をメインにしっかり伸ばしてあげると楽になるものもあるので非常におすすめですね。
7.まとめ
がじゅまる整体院は、整体師が受けたいと思う治療法を提供します。
腰痛といっても、頭のてっぺんからつま先まで原因様々です。 細かく診ないとわからないものばかりなので、その時は症状が落ち着くけれど時間が経つとまた再発してくる。そんな経験あるかもしれません。
しかし問診、検査に長く時間をとっているがじゅまる整体院だからこそ解明できる原因と症状があります。
なので必要な間隔での治療は提案させてもらいますが、強制もしないし必要過剰な通院の指示もしません。 皆さんもお忙しい中来院してもらっているので、最適な間隔と出来る限り最短での改善をお約束します。
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