四十肩、五十肩、肩の痛みとは?何をして、何に気を付けるべきか、早く痛みを取るために必要な事

ぶつけたり、なんのケガもしていないのに突然肩に違和感。

徐々に腕を動かしたときに痛みが走るようになり、90°程度も腕が上がらない。

寝ているときも痛くて眠ることが出来ない。

その症状もしかして四十肩かもしれません。

肩凝りとも症状が異なり、頭が洗えない・服が着れない、と日常生活動作が非常に困難に感じるようなります。

四十肩・五十肩と名前が色々ありますが発症時の年齢によって呼び名が変わるだけで症状に違いはありません。また、それ以外の年齢で発症した場合でも四十肩・五十肩と呼ばれます。

病院では肩関節周囲炎や凍結肩と言われることもありますね。

四十肩は発症してから一定期間で症状が変化していき

  1. 疼痛期
  2. 拘縮期
  3. 回復期

と治るまでに決まった経過を追っていきます。

しかし、症状が落ち着くまで約1年。
必ず治るとわかっていても一年間も痛みと戦い続けるのはつらいものがありますよね。

さらに、四十肩は未だに原因がはっきりしていない傷病の一つです。

  • 小さなケガがきっかけ
  • 血流障害
  • 老化による関節周囲組織の変化
  • 使いすぎ、もしくは使わなすぎ

様々な可能性はありますが断定はできません。

そんな決定的な改善策も無い状態での痛みというのは本当にストレスだと思います。

 

しかし、がじゅまる整体院では四十肩の原因が3つに絞られると考えています。

  • 筋肉が異常に緊張したことによる可動域制限
  • カルシウム沈着による石灰化
  • 筋肉・腱・靭帯に傷が入っている

ほとんどの場合が上記に該当し、原因に合わせた施術をすることで多くの方の症状が改善されています。

この3つに焦点を絞れるのも検査に重点を置き、長年培ってきた経験と実績があるからこそ成せる、がじゅまる整体院の技術なのです。

そんな我々にしか出来ない四十肩にまつわる話があるはずです。

  • そもそも四十肩とは何なのか?
  • なぜ四十肩は発症するのか?
  • どうすれば四十肩は改善されるのか?
  • 四十肩改善のためにどこに行けばいいのか?
  • 専門家に頼らず自分で四十肩を防ぐにはどうすればいいのか?

お伝え出来る限り四十肩に関する情報をすべて提供していきたいと思います。

少しでも今の痛み、苦しみから解放される日々を送っていただけますと幸いです。
それでは一つ一つ見ていきましょう。

1.四十肩、五十肩とは

四十肩の病態を知るためにも基本的な知識から身につけていきましょう。

1-1.四十肩、五十肩とは何か

整形外科では肩関節周囲炎や凍結肩(フローズンショルダー)と呼ばれ、40代~50代に好発するから四十肩・五十肩と呼ぶのは日本独自の呼び方ですね。

四十肩は約20人に1人が発症するとされ、男性に比べ女性のほうがやや多い傾向にあります。

両肩同時発症はめったにありませんが、片方が治癒後に逆側が発症するパターンが3割程度。また、糖尿病患者のうち3割程度が四十肩を発症すると言われています。

 

上記した通り四十肩は時間がたてば良くなります。

しかし、痛みが落ち着くまでおよそ一年間と長い時間を症状の変化とともに耐え続けなければなりません。

疼痛期

徐々に痛みが強くなり、初めは腕を上げた時だけ痛みを感じていたのがどの方向に動かしても痛むように変化していきます。

日中だけでなく就寝時の痛みも出やすくなり、睡眠にも影響が出やすいです。

拘縮期

拘縮期に入ると痛みは少し落ち着いてきますが、関節自体の可動域が狭くなっているので大きく動かそうとすると引っかかるような痛みを感じやすくなります。この頃から結髪・結帯障害という後ろで手が組めない・頭の後ろで手が組めないという症状が出やすいです。

回復期

少しづつですが肩の動かせる範囲に変化が出てくる頃で痛みも感じにくくなってきます。

しかし、長期間動かさなかった肩は関節そのものが硬くなり、周囲の筋肉に緊張が残っている場合が多く痛みが抜けきらないことがあるので、専門機関で筋肉と関節を整えてもらうことをおすすめします。

 

多くの場合このような病期を約一年かけて辿り、時間とともに症状は落ち着きます。

対症療法ではありますが筋肉を緩めてあげたり関節に少し動きをつけるだけでも、一時的に痛みは軽減されるので肩周辺のセルフマッサージや軽い体操等、自分でできる限りの事をやってあげるといいですね。

1-2.四十肩、五十肩の原因

なぜ四十肩になってしまうのか原因の解明はされていませんが、症状を改善してきたがじゅまる式に沿って原因について説明していきたいと思います。

筋肉が異常に緊張したことによる可動域制限

本来筋肉の収縮によって関節は動かされ、筋肉自体は柔らかく伸縮性のあるものなので関節の動きを邪魔するものではありません。しかし、何らかの影響で筋肉が過剰に緊張すると関節の動きを制限させて痛みを発生させてしまいます。

筋肉が緊張して硬くなるということは疲労が蓄積している状態です。

一日活動して疲れた身体も睡眠をとれば回復して元通りというのが普通ですが、寝てもスッキリしないまま時間が経過していくと徐々に疲労が蓄積されていきます。

例えば

  • 水分を一日1リットル以上飲まない(食べ物含め水分は約2リットル必要)
  • 姿勢が良くない(体が歪んでいるせいで循環が悪い)
  • 運動不足(適度な運動は血流を促進させます)

今挙げたのは一部ですが該当する方は代謝不良の可能性があります。

その日の疲れは翌日に残さないよう生活習慣から変えて行くことが予防の第一歩になりますね。

カルシウム沈着による石灰化

四十肩のメカニズムが解明されてない中でも特にはっきりしていないものの一つです。

血液中のカルシウムが肩の筋肉(腱板)に蓄積し、その状態で肩を動かすことで炎症が起きます。

ではなぜ血液中にカルシウムが放出されるのでしょうか?

骨代謝

骨というのは皮膚と同様に新陳代謝を繰り返し、破壊と修復によって常に新しい骨を作り続けています。骨代謝によって発生したカルシウムは新しい骨の材料になるか、血液中に放出されます。

女性の場合ホルモンバランスの乱れによって、骨代謝が破壊過多になりやすくカルシウムが血液中に流出しやすいことも原因の一つなのかもしれません。(骨密度が低い人ほど四十肩のリスクがあがる?)

エストロゲンという女性ホルモンは骨の修復を促し、破壊を抑制します。しかし、40代以降徐々にエストロゲンの分泌が減少していき骨代謝バランスが破壊に偏るようになってしまいます。

そのうえで取り入れたいのが大豆由来成分のエクオールというホルモン様物質です。

大豆や大豆性食品に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌により変化した物質で、エストロゲンと似た作用を持つため減少してきた時期に非常に有用な働きをしてくれます。

しかし、エクオールは女性の二人に一人しか体内で生成できないと言われているのでサプリメントで取り入れる必要があるかもしれませんね。

 

カルシウムパラドックス

パラドックスとは逆説という意味で、体内のカルシウムバランスを保つうえで必要な現象です。

体内のカルシウムの99%は骨中にあり、残りの1%は血液中で使われます。わずか1%ではありますが心臓の動きや脳の神経細胞の操作等、とても大事な役割を担っています。

その為体外から摂取するカルシウム量が不足して血中カルシウム濃度が低下すると、体が危機を感じてホルモン作用により骨中からカルシウムを抜いて、血液中に補充します。

つまり、カルシウム摂取量が足りない状態を続けるほど、徐々に骨中からカルシウムが抜けて血液中に取り込まれていくのです。

さらにカルシウムは血管を固くさせ、血圧を上げてしまうので注意が必要ですね。

しかし、多くの日本人は一日当たりの推奨摂取量に達していないのが現状です。(成人では700~800㎎、成長期時には1000㎎近く必要)

一度に大量に摂ったとしても吸収されずに排出されてしまうので、三食毎に摂る必要があります。

乳製品・大豆食品・魚類はカルシウムを多く含み、肉類やインスタント食品はリンを含む為カルシウムの吸収の邪魔になるので、偏らずにバランスよく食べるのが良いでしょう。

 

上記したのはあくまで石灰化の原因の一部の話で、他に決定的な原因があるかもしれません。

石灰化による四十肩には、溜まったカルシウムなどの沈着物を破壊する注射を病院で打ってもらう事で早期改善が期待できます。

整形外科に受診してみるのもいいですね。

筋肉・腱・靭帯に傷が入っている

肩関節を支え、覆っている筋肉・腱・靭帯に傷が入ってしまい動かせない状態で、筋肉が緊張しているだけなら数回の施術で良くなりますが、傷が入っていたり断裂している場合3~6ヶ月程度時間が必要になります。

また、肩関節は重力の影響で常に筋肉・腱・靭帯に3キロ程度(片腕の重さ)の負荷がかかっているため、損傷した組織の回復にどうしても時間がかかってしまい、症状治癒に至るまでが非常に難しいとされています。

それに対してどうすべきか

肩関節は、他の関節と違い様々な方向に動く関節であるため安定性が乏しく自由度が高いです。

その為脱臼等しないように細かい筋肉や腱、靭帯が数多く付着しており適合性を高めています。各方向全面から支えている筋肉の力のバランスが崩れてしまった状態で酷使し続けると、負担が偏ってしまい、結果筋肉疲労や筋肉の損傷に繋がります。

筋肉が損傷した場合、本来強固である組織、腱や靭帯に負担がかかってしまいます。靭帯は自己修復力が著しく乏しい為、靭帯が損傷されている場合はかなりの時間を要して治癒に向かっていくか、最悪の場合手術の選択に陥ることもあります。

どうでしょう。いかに肩関節が繊細であるかイメージできましたか?筋肉や腱、靭帯が損傷したままの状態で闇雲な筋力トレーニング、日常生活での酷使はただただ症状を悪化させるだけの行為になります。

がじゅまる整体院では、まずはなぜ肩に負担が掛かりやすい身体の使い方になっているのか細かく評価し、そこにかかっている負担を減らすようなバランスに調整していきます。

肩関節そのものに問題がある場合は直接的に肩甲骨のくぼみの真ん中に上腕骨が位置するように調整し、筋肉が働きやすい環境にしていきます。

痛みの程度に応じながら、その都度筋力トレーニングの方法を指導していきます。もちろんその都度負荷量は増やしたり減らしたり加減していきましょう。

状態を改善させていくことはもちろんですが、痛みが起きない身体づくりが一番ですね。

1-3.四十肩、五十肩と似た腱板断裂

  • 腕が上げにくい
  • 上がるけど痛い
  • 上げてるときにゴリゴリと異音がする
  • ケガは治ったのに肩だけ痛みが消えない

四十肩についてお話させて頂いてましたが、その症状、実は四十肩じゃないかもしれません。

四十肩は一定の病期を経て軽快していきますが、腱板断裂だとしたら自然治癒は見込めません。

腱板とは肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋の4つの腱から構成され、筋肉の伸縮の力を骨に伝える為のもので、可動域が広く安定性に欠ける肩関節を固定するうえで重要な役割を担っています。

肩に強い衝撃が加わることで発生することもあれば、繰り返しの投球動作による使いすぎや加齢による腱板の劣化、思い当たることが何もなくても知らないうちに小さな傷が入り、動かしているうちに布を裂くように傷が広がっていくケースもあります。

症状は動作時にゴリゴリと異音を伴う場合もありますが、腱板に損傷があっても痛みも感じないし、普通に動かせる事もあります。というのも腱板が4つの腱から構成されているので1つ切れただけでは動き自体に問題はあまりありません(強い炎症がある場合には痛みを伴います)

しかし、徐々に痛みが強くなり日常生活への支障や睡眠障害を起こすほどの夜間痛に発展するパターンもあります。

四十肩との違いは、四十肩は関節自体が固まるので自力でも逆の手で支えても腕を上げることは出来ません。しかし、腱板断裂の場合、関節が必ず固まるわけでは無いので逆の手で支えれば上げる事が出来るという点です。

また好発する年齢も四十肩に比べて高齢になってきます。

病院ではMRI検査でどの程度腱板が損傷しているか確認後、様子を見ながら痛みを緩和させていくか、手術をするかどうか決定します。

しかし前述した通り、切れた腱板を手術無しで繋ぐ事は難しいとされています。というのも、繋がらなければいけないのが筋肉同士ではなく腱と骨であり、尚且つ腱はくっつく方向と逆方向に筋肉に引っ張られるため、更に傷が広がってしまう可能性が高いのです。

では必ず手術をしないと治らないかというとそういうわけではありません。腱板が損傷していても、炎症が落ち着いて他の筋肉だけで十分補える場合には全く症状無く動けるようになります。

人によって治療のゴールを決めて、日常生活を送る上で困らないレベルを目指すのか、それともスポーツを本気でやる事が出来て不自由無く肩が動かせるようになるレベルを目指すのか、それ次第で治療の方針と方法が全然変わってきます。

 

腱板断裂について、概要ではありますが説明させて頂きました。

検査をした結果が四十肩でも腱板断裂でも一番気になるのは「治るのか?」という部分だと思います。

正しい知識を身に着けて少しでも早く症状から解放されるよう、適切な治療を受けるようにしましょう。

2.自分で四十肩の痛みを和らげる3つの方法

2-1.振り子体操

肩幅程度に足を広げた状態で上半身をお辞儀して、痛む方の腕を垂らし身体を軸に左右に揺らします。

この時腕の力で揺らすのではなく、体を揺らして腕を振り子のように振るのがポイントになります。

また足を前後に広げて前後に揺らしたり、円を描くように揺らしてあげるのも効果的です。

この時リストバンド型の重りをつけるとやりやすいですね。

慣れてくると肩に力が入ることなく、リラックスした状態で腕を振れるようになってくるので尚更効果が期待できます。

各方向10往復程度することで、肩周辺の筋肉が緩み、関節の可動域も広がって痛みが軽減されてくるでしょう。

2-2.肩を冷やさない

夏にエアコンを直接患部に浴びたり、冬の寒い時期は肩の痛みを感じやすくなり、どうしても暖かい時期にくらべて、寒い時期は症状が改善されにくくなってしまいます。

冷えることで血流が悪くなり筋肉が緊張し関節の可動域が狭くなることで、小さな動きや負荷がかかるだけでも痛みを感じやすくなります。

就寝時に布団を掛けてもどうしても隙間から肩が冷えてしまうので、厚手のシャツや肩用の保温サポーターを着用するといいでしょう。

また服の着脱ですが、着衣時は痛む方の腕から袖を通し、脱衣時は痛む方の腕を後から脱ぐと痛みにくいです。

2-3.肩のニュートラルポジション

綺麗な姿勢といえば背筋を伸ばして腕を下して脇を閉める、ですが実はこの格好が肩にとっては非常に大きな負担になっているのです。

常に肩の筋肉が軽く緊張した状態になるので、徐々に引いてくるはずの炎症が落ち着きにくくなります。これが肩の痛みの引きが遅くなる原因の一つなのです。

一番肩に負荷のかからない体勢というのは、立っている時は腰に手を当てて少し脇を開ける、座っている時はひじ掛けに軽く肘を置く事で肩に負担がかかりにくい状態をキープし、痛みを緩和することが出来ます。

寝るときも仰向けなら両肩の下にバスタオルを入れて布団との隙間を埋める、横向きなら抱き枕なんかを使って体が捻れないようにしてあげると肩への負担が軽くなって非常に効果的です。

また、負荷がかからない為、炎症の悪化を避けられるので早期回復が見込めるでしょう。

 

3.四十肩、五十肩改善に向けた施術を提供する場所

3-1.病院(整形外科)

病院では国家資格を所有した医師が治療にあたります。

検査はレントゲンやMRIを使って筋肉や腱の断裂、石灰化を発見します。その反面筋肉の過緊張が原因の場合分かりにくいという点があります。

四十肩の原因が石灰化による場合、蓄積した沈着物を溶かす注射を打ってもらう事で早期回復が見込めるので相談してみるといいでしょう。

しかし、原因がはっきりしない場合の治療法は痛みと可動域制限の緩和が主となる対症療法となり、治癒までにかかる長い時間の症状を和らげることを目的とします。

痛みを落ち着かせるための消炎鎮痛剤による薬物療法や温熱療法、拘縮軽減のための運動療法を行います。

3-2.接骨院

柔道整復師という国家資格を所有しています。

検査は基本的に触診メインで筋肉の緊張や関節の可動域を手の感覚で診ていきます。接骨院によっては筋肉や腱、靭帯の損傷度を調べる超音波検査を行う場合もあるでしょう。

触診でも超音波検査でも言えることですが、施術者の熟練度に大きく左右されるので、信憑性に欠ける場合があり注意が必要です。

施術内容も手技メインで筋肉を緩めるためのマッサージや関節可動域拡大のための運動療法とストレッチ、更に矯正や特殊な電気治療器を使用する場合もあります。

病院に比べて治療内容や技術レベルの差がはっきりとでる分、事前に口コミ等ある程度の情報は必要になってきます。

3-3.整体院

整体院は規則上、無資格でも問題無く営業出来ますが、柔道整復師や理学療法士の資格を持っている場合が多いです。

治療法はその整体院によって様々で、

  • 時間によって金額の設定されたマッサージ
  • 特殊な電気治療器による施術
  • カイロプラクティックでの骨格調整
  • ストレッチ中心の治療
  • 筋膜リリース

というように多様化されているので一概にはいえませんが、もともと病院・接骨院に勤務する有資格者が更なる治療の為に経営している場合が多く、身体の構造を熟知し精練された技術である事が多いです。

しかし、上記したように無資格者の場合や接骨院同様に技術のレベル差が顕著に表れ、整体院の場合治療内容が多様化している為、口コミ、治療方針、施術内容など事前の情報が必要になってきます。

 

4.がじゅまる整体院における四十肩、五十肩の施術の進め方

がじゅまる整体院では国家資格保有者が施術にあたり、四十肩改善のために以下のような流れで施術を行なっています。

  1. 問診
  2. 検査
  3. 施術前の説明
  4. 施術
  5. アフター検査
  6. 施術後の説明

それぞれどのような内容で進めていくのか解説していきます

4-1.問診

問診を進めていくに当たって、まずは問診表を記載していただきます。

内容としましては、本日来院するきっかけとなった現状の身体機能を細かく記載してもらいます。(いつ、発症した原因として思い当たることは?、症状が強くなる動きや体 勢は?、楽に感じる体勢はあるか?既往歴の有無、職業、運動習慣等の生活環境に ついて)

併せて、主症状以外の部分で気になる症状等あれば、細かく記載していただきます。詳しく記載して頂くことで、様々な論点から原因を突き止め、根本的なところから改善に繋げる事ができます。

4-2.検査

がじゅまる整体院では原因解明のために全身を検査します。

肩の痛みだからと言って肩の検査だけをするのはNGです。前述した通り、四十肩は原因の特定が難しい上に、肩以外のありとあらゆる部分の歪みによって二次的、三次的に肩に負担が掛かり蓄積した結果、四十肩になっている可能性があるからです。
こういった検査を丁寧に行なっているからこそ、私たちがじゅまる整体院における四十肩の改善率は○○%を超えています。

例えば私たちが四十肩と聞いて真っ先に思う浮かべる主要な原因は次の通りです。

  • 頸の骨が歪んでいる
  • 肩の高さが左右で違う
  • 骨盤に歪みがある
  • 股関節が捻じれている
  • 足首がずれている
  • 左右の足の筋肉が緊張している

これらの可能性を頭に浮かべながら丁寧に検査を進めていきます。

ただし、上記はほんの一部でしかありませんしもっと詳しく検査しなければわからないものばかりです。
四十肩といっても痛む場所に直接的な原因は無く、体幹の歪みや下半身の骨のずれ、筋肉の異常な緊張によるものが非常に多いのです。

4-3.施術前の説明

施術自体が特殊であるために、施術中、施術後、身体の中で様々な反応が出る事があります。

身体が暑くなってきたり、眠くなってきたり、少しだるさを感じてきたり、動悸がしてきたり、呼吸が荒くなったりしてきます。
人によっては、一時的に痛みが強く出たりとか、 普段痛みが出ていないような所に痛みが出てきたりします。

痛みが強くなることは稀ではありますが、万が一調整により不具合を感じた場合はすぐにご相談ください。

4-4.施術

施術は、トムソンテーブルという特殊なベッドを使用し調整していきます。ベッド自体が、頸椎部、胸椎部、腰椎部、骨盤部と4部分に分かれており、それぞれが上下に昇降するように可動します。

昇降する際に発生する衝撃と振動を利用し、ずれた関節、 固まった関節・筋肉を緩ませて、正しい位置に調整していきます。その際に大きな音が発生しますが、痛み自体は大きく伴うことはありません。

4-5.アフター検査

施術後、施術前に実施して検査を元に再検査を実施します。そこで筋肉の硬さや関節の動き、関節におけるズレの変化を前後で診ていきます。

4-6.施術後の説明

施術において、動きが狭かった所に動きを出すように調整していきます。

その関係性で、次の日筋肉痛みたいな痛みが出たり、筋肉に張り感を感じたりするかもしれません。そのため、そういった反応を少なくするために、施術後30分以内に5分〜10分歩くことを推奨しています。

骨格を調整して骨格はいい状態ですが、そこについている筋肉がまだ馴染んでいない状態なので、歩いて筋肉を動かして馴染ませる作業が必要になってきます。

 

5.四十肩、五十肩を防ぐために知っておくべき事

5-1.食べるべき食材

人の身体は口に入るものから構成されるので食べ物は非常に重要です。

なるべく血流を良くして痛みの緩和と早期回復を目指しましょう。

まず、血行促進のためには生姜、ねぎ、玉ねぎ、お酢、シナモンなどを意識的に摂ると良く、逆に生ものや冷たいもの、夜に食べる果物は体を冷やすため控えた方がいいでしょう。

水分代謝促進にはハト麦茶や小豆茶が効果的で、もち米や銀杏は代謝を悪くする可能性があるので摂りすぎには注意が必要ですね。

また、グルコサミンは軟骨を形成してくれるので、多く含む鮭やウナギ、豚足や手羽先なんかもおすすめです。

5-2.姿勢の癖を改善する

  • 無意識に足を組んでしまう
  • 立つ時に一方にばかり体重を掛けがち
  • 左右片方の肘掛けばかり使う

日常生活で無意識にやっている癖があると思います。
その癖は身体を歪ませて、ボディバランスを乱して、四十肩の原因となってしまいます。

また、既に身体が歪んでしまっている事によって足を組みやすくなっている、左右決まった方ばかりに体重をかけやすくなっている可能性も考えられます。

普段の癖とは逆の動きをする事で、簡単なセルフケアをする事が出来ます。

  • 普段組む足とは逆の足を組む
  • 立つ時に体重を掛けやすい方とは逆側に体重を掛ける
  • いつも使う方とは逆の肘掛を使う

いつもとは逆の動きため違和感を感じるかもしれません。
普段使わない筋肉や関節に負荷が掛かるため感じる違和感です。
継続する事で今までと身体のバランスに変化が出てくるでしょう。

5-3.四十肩中にやってはいけないストレッチ

もし今、痛みを伴うストレッチをしていたらすぐにストップしてください。

伸びなくなった筋肉を伸ばしてるんだから痛みを感じるのは当たり前だと考えている方がいたら少し間違っているかもしれません。

本来、前屈の柔軟性がつくように膝の裏の痛みに耐えながら前屈のストレッチをするのは仕方ありません。

しかし、四十肩のように関節や筋肉、周辺組織が固まり炎症が起きている時に無理やりストレッチをすると炎症が悪化して、痛みが弱くなるどころか強くなってしまう危険性があるんです。

治そうと組織が修復している時に痛む動作を繰り返すのは、落ち着こうとしている炎症の邪魔をすることになるので要注意ですね。

もしストレッチや体操をする時は、痛みのない範囲で行い、少しづつできる範囲を広げていきましょう。

6.患者様より頂く四十肩、五十肩にまつわる質問

6-1.どうすれば良い整体院を選ぶ事が出来ますか?

整体院を選ぶ時に必ず確認すべきポイントがあります。

  • 口コミ(件数が異常な数だったり、不評な口コミばかりでは無いか)
  • ホームページの更新が定期的にされているか
  • 予約制である事(しっかりと施術するためには必要です)
  • 施術担当者が毎回同じ(非常に大事です)

ホームページ管理がしっかりされていると、経営や施術内容においてもしっかりしている場合が多いで。
必ずホームページは確認するべきでしょう。

6-2.肩の痛みが強いのですがどうすれば良いですか?

まずは、患部をアイシングしましょう。
痛みが強い場合には炎症が起きている事が非常に多いので、痛みが出ている部位を冷やす事が効果的です。

20分冷やして10分休憩、これを3セット
出来るなら何セットでもした方が良いです。
なぜなら、患部に負荷が掛かり続けた結果、自然治癒しにくい現在の状態になっているので炎症が落ち着きにくいという難点があるからです。
そのために何度もアイシングする必要があるのです。

理想としては、保冷剤や氷嚢のようなもので冷やしましょう。
難しければ湿布でも構いませんが、湿布では表面が冷えるだけで奥まで冷やす事は出来ません。
可能であれば保冷剤などで調節冷やした方が効果的です。

6-3.健康保険が使える接骨院ならマッサージもしてもらえてお得に感じるのですがどうなのでしょうか?

確かに接骨院なら、健康保険が使えて安く済むため何度も気軽に通う事が出来ます。

しかし、なぜ何度も通う必要があるのでしょうか。
恐らく施術後は良くても翌日には戻ってしまう、良くはなっていないが悪くもなっていない、理由が様々かもしれませんが、結果が出ずに現状維持の状態だからではないでしょうか。

当院では保険適用外で施術させて頂くため、最速最短で結果を出します。
辛い四十肩の症状から1日でも早くお別れできると嬉しいですよね。

6-4.病院に行くと毎回ヒアルロン注射をしてもらうのですが効果はあるのですか?

整形外科で四十肩に対してヒアルロン注射をするところは多いです。しかし、効果が期待できるのは関節内の滑りを良くする液体が減っている場合だけで、それ以外への効果は期待できません。

しかし、レントゲン検査で滑液が減っているかどうかまでは分からないので、とりあえず注射してみる、という場合が多いのが現状です。

あまり効果が感じられない場合にはセカンドオピニオンも検討してみましょう。

6-5.肩の痛みが強く、一生このままなんじゃないかと不安です。四十肩は時間がかかるみたいですが本当に治るんでしょうか?

治ります。

原因が筋肉の過緊張によるものの場合、数回の施術で症状を改善させることが可能です。

石灰化に対しては、整形外科にて沈着物を溶かす注射が著効する場合があり、早期回復が期待できます。

しかし、筋肉・腱・靭帯に傷が入っている場合はお時間を頂く事になるかもしれません。

原因に合わせた施術をしていくので、今ある痛みを緩和させ、腕の上げられる範囲を大きく広げて日常生活に支障がなくなるように改善させていきます。

状態によってかかる時間に差はありますが、最速最短の改善を目標に最善をつくします。

 

7.まとめ

がじゅまる整体院は、整体師が受けたいと思う治療法を提供します。

四十肩といっても、頭のてっぺんからつま先まで原因様々です。 細かく診ないとわからないものばかりなので、その時は症状が落ち着くけれど時間が経つとまた再発してくる。そんな経験あるかもしれません。

しかし問診、検査に長く時間をとっているがじゅまる整体院だからこそ解明できる原因と症状があります。

なので必要な間隔での治療は提案させてもらいますが、強制もしないし必要過剰な通院の指示もしません。 皆さんもお忙しい中来院してもらっているので、最適な間隔と出来る限り最短での改善をお約束します。

【矢巾駅徒歩5分】腰痛や肩こり等の身体の不調はがじゅまる整体院へお任せください!

がじゅまる整体院は、岩手県矢巾町の腰痛や肩こりに強い整体院です。以下のような症状に対応しています。

  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 膝の痛み
  • 寝違え
  • 足の痺れ
  • 手の痺れ etc.

疲労感、倦怠感といった症状であっても、適切な検査や施術を行うことで症状が緩和されるケースもあります。もし身体の不調が一向に良くならないとお困りであればがじゅまる整体院にお任せください!

まずはがじゅまる整体院について詳しく知っていただきたいと思います。以下のボタンより詳細の確認をお願いします。

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